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風をあつめて 第18章

2021年10月16日(土)/at MUSICASA
朗読:松浦このみ
ピアノ:西村由紀江
演出アドバイザー:丸尾聡
演目:「僕の太陽」小川糸 作(集英社文庫刊『短編少年』所収)
   「三人の年老いた泥棒」吉田篤弘 作(徳間書店刊『月とコーヒー』所収)
   「ついていったちょうちょう」新美南吉 作『星の環会刊 新美南吉絵童話集)
    西村由紀江ピアノコーナー


小説を読むとき、
黙読して、好きだなあ、と思う物語が、
必ずしも、朗読で楽しんでいただけるとは限りません。

朗読で聞くには、
ある程度のドラマックな展開があったほうが良いかもしれませんし(個人の見解)
何より短編でなければなりません。

ここが朗読の作品選びの難しいところだと感じています。

でも今回はあまり難しく考えず、
黙読して好きだなあ、と感じた物語を、
素直に、公演作品として選んでみました。

その結果、練習段階では、案の定、大変難しさを感じ、
自分の、力量不足に直面することになりました。

でもやはり、やって良かった。
どの作品も愛おしかったので。
そしてアンケートにもうれしい言葉をたくさん、いただいたので。

ご来場くださった皆様、
一緒に物語を共有してくださり、ありがとうございました。
そして、このページを訪れてくださった皆様にも、心より感謝申し上げます。

今回、西村由紀江さんが作品のために書き下ろしてくたさった、
新美南吉作「ついていったちょうちょう」の部分のみ、後日アーカイブ配信をする予定です。

詳細が決まりましたら、このHPでご案内致します。

松浦このみ