「風をあつめて」シリーズ

ピアノ・作曲の西村由紀江さんと、2004年から毎年一回行っているホール公演。
現代作家の作品を中心に取り組んでいる。
松浦の選ぶ作品と、西村由紀江さんの音楽が生み出す雰囲気にファンが多く、
最も長く続いている、松浦の原点であり、ライフワークであるシリーズ。

「箏の顛末」シリーズ

箏曲家・八木美知依さんと、ライブハウスを中心に行っている。
古典はもちろん、即興・Jazz・プログレ・オリジナル曲など、箏という楽器の可能性を無限大に引き出し、世界的に評価の高い八木美知依さん。
松浦とは文芸作品や怪談など、重量感のある作品に取り組むことが多く、朗読のパワーを感じてもらえるシリーズ。

「短編小説朗読館」シリーズ

松浦が主宰する朗読教室の参加者が、読みこんだ作品をカフェで朗読する気楽な朗読会。
唯一音楽なしの朗読のみのシリーズ。松浦自身も一作朗読する。
テクニックや表現力の披露ではなく、物語そのものの魅力を感じてもらうことが目標。
帰りがけに本屋さんに寄りたくなるような、そんな時間を味わってもらえたら幸せです。

「言霊」シリーズ

シンガーソングライター宇井かおりさん、キーボーディスト牧野麗さんとともに、南青山マンダラで、6年にわたり続けたシリーズ。
童話からノンフィクションまで、テーマを設けて作品を選定。透明感ある宇井さんのヴォーカルと、繊細な牧野さんの音が松浦の朗読の世界を豊かに広げ、毎回訪れてくれるファンの多いシリーズ。
それぞれの居住地が愛知・京都・東京と離れているため、2011年のvol.11を最後にお休み中。また復活させたいシリーズ。

「異空間への旅」シリーズ

ベース大坪寛彦さんと、赤坂のライブハウス・ノヴェンバーイレブンスで8回にわたり行ったシリーズ。
毎回作品に合わせて大坪さんがもう一人別の楽器のミュージシャンに出演を依頼してくださり、ライブならではのセッションを実現した。
大坪さんのほかにご出演いただいたのは、sax:宮野裕司　ｇ，ｖｏ：日比谷カタン　acc:佐藤芳明　胡弓：土屋玲子　tb,コンピューター：深堀瑞穂　g:鬼怒無月　vo.:高瀬麻里子（敬称略）

「アナグラム」シリーズ

松浦と、当時３５歳以下だった若手の朗読者gusuto de pirounder35のメンバーが、ベース大坪寛彦さんの音楽とともに行ってきたライブシリーズ。
メンバーの多くが結婚・子育て・仕事などで現在は中断中。新たな形で皆様に朗読を聞いていただく機会ができますように。