風をあつめて 第14章
2017年10月14日(土)/at MUSICASA朗読:松浦このみ
ピアノ:西村由紀江
演目:フレドリック・ブラウン作/中村保男 訳「闇の女」(創元推理文庫『まっ白な嘘』所収)
西村由紀江ピアノコーナー
森絵都 作「カブとセロリの塩昆布サラダ」(文藝春秋『出会いなおし』所収)
こんな年齢になってお恥ずかしい表現ではありますが、
由紀江さんも、私も、人見知り、な、ところがあります。
20年以上のつきあいになりますが、
一緒に食事にいっても、毎回、
話しが興に乗って来るまでに1時間ほどかかる気がします。
「風をあつめて」のリハーサルも同じくで、
1回目のリハはお互い少し遠目の距離感で、それぞれの意見を言い、
2回目のリハになると、かなり近いところへ歩みよります。
そして、今年、
当日の朝のリハで、さらにさらにぐっと近くまで歩みより、
こうしよう、こうしよう、と息を吸うタイミングと
吐くタイミングまで掴める感じがありました。
楽しく幸せな瞬間です。
それを感じとってくださるお客様に
いつも見守っていただけることも、最高の幸せです。
今年もまた、ありがとうございました。
来年は15周年。
2018年10月20日(土)に予定しています。
ぜひご予定に加えていただければ幸いです。
松浦このみ