箏の顚末 vol.3「怪談 II」
2012年12月14日(金)/at 渋谷公園通りクラシックス朗読:松浦このみ
17絃筝、21絃筝:八木美知依
作品:川端康成作「弓浦市」
怪談Ⅱ ご来場、応援ありがとうございました。
八木美知依さんとのライブも 三回目となりました。
今回は三種類の物語を選びました。
怪談には、直接的に幽霊を 描いたもの、人間の記憶、心理 などをついて、間接的に攻める もの、などもあります。
直接的な怪談では、 八木さんの17絃筝から、実に 多彩な音が生まれ、怖かった と思います。
間接的なものとして取り上げた 弓浦市では、八木さんがこの作品 のために歌を書き下ろしてくださり 実に美しく、少し寒くなる感じ。
私は八木さんとご一緒させて いただくと、もっと自分の持っている声の、いろいろな部分を使って みよう、という気持ちになり、 攻めの姿勢で朗読ができます。
好き嫌いは分かれるとおもいます。
が、いろんな自分がいていいのだ と、最近思います。
感謝をこめて。
松浦このみ